商品を買う

毎日・毎週・毎月どれが正解か|検証してわかった最適な積立頻度とは?

当サイトではつみたてNISAを中心に投資に関する記事を投稿しています。

・積立の頻度は、「毎日」「毎週」「毎月」はどれが有利なの?

・頻度によって将来得られるリターンに差はあるの?

今回はこのような疑問にお答えします。

著者

この記事は、

・「毎日」「毎週」「毎月」の中で、最適な積立頻度

・頻度によって将来得られるリターンにどれくらい差が発生するか

が解決できる記事になっています!

今回は、過去のデータや実績をもとに、様々なパターンで「最適な積立頻度」を検証しました。

実際の検証内容はこちらです。

✔︎ 毎日と毎と毎月を比較したら

・5年間、10年間、20年間でリターンにどれくらい差が発生するか

・先進国株式、新興国株式、国内債券、国内REITの各ファンドごとのリターンにどれくらい差が発生するか

読んで頂ければ、あなたにとって最適な積立頻度を設定するための参考になると思います。

つみたてNISAは積立の頻度を選ぶことができる

つみたてNISAは、積立方式による投資に税金がかからない制度で、積立の頻度を選ぶことができるのが特徴です。

好きなペースで投資するために「毎日」「毎週」「毎月」などの積立頻度が設けられています。

証券会社によって選べる積立頻度が違う

選べる積立頻度は、証券会社によって変わってきます。「毎日」と「毎週」は証券会社によって設定の有無があるので確認しておきましょう。

証券会社毎日毎週毎月
SBI証券
楽天証券×
松井証券××
マネックス証券×
auカブコム証券××
参考:SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券のHPをもとに著者作成

「毎日」「毎週」「毎月」どれを選んでも変わらない

結論から言うと「毎日」「毎週」「毎月」どの積立頻度を選んでも、将来得るリターンが大きく変わることはありません。

なぜなら、つみたてNISAの対象である投資信託は、日経平均やNYダウ、先進国株価などの指標に連動する値動きが少ない金融商品だからです。

そのため、1ヶ月の間に値動きが大きく変動することが少なく、積立頻度が将来のリターンに影響することはほとんど無いのです。

5年、10年、20年のリターンでも大差なし

実際に、日経平均株価に連動するファンドを「毎日」「毎週」「毎月」とそれぞれ積立方式で、将来得るリターンに差が出る検証してみました。

✔︎ 条件

条件は以下の通りとします。

金額:毎月1万円分を投資

対象日経平均株価に連動するファンド

積立頻度:毎日・毎週・毎月

期間:5年、10年、20年

✔︎ 検証結果

結果はこのようになりました。

▶︎5年間のリターンは、毎日が79万0000円、毎週が79万0800円、毎月が79万0800円で、毎週と毎月が800円上回る結果となり、

▶︎10年間のリターンは、毎日が188万7600円、毎週が188万6400円、毎月が187万6800円で、毎日が10,800円上回る結果とななり、

▶︎20年間のリターンは、毎日が365万0400円、毎週が365万0400円、毎月が364万0800円で、毎週と毎月が9,400円上回る結果となりました。

もっとも差が表れたのは、10年間のリターンで1年当たりにするとわずか1,080円でした。

リターンの差は1%以内だったので、誤差の範囲内と考えていいでしょう。

参考:積立投資に驚きの結果 購入頻度でリターンに大差なし QUICK資産運用研究所をもとに著者作成
条件:5年は2012年4月〜2017年4月・10年は2007年4月〜2017年4月・20年は1997年4月〜2017年4月、十の値以下は四捨五入とする

先進国、新興国、債券、REITでもリターンでも大差なし

日経平均の5年間、10年間、20年間ではほとんど差がありませんでしたが、外国株や債券、REITではどうでしょうか。

次に、「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「国内REIT」の各ファンドを、毎日・毎週・毎月でそれぞれの積立方式で購入した時の、5年後のリターンの差でも検証してみました。

✔︎ 条件

条件は以下の通りとします。

金額:毎月1万円分を投資

対象先進国株式・新興国株式・国内債券・国内REITに連動するファンド

積立頻度:毎日・毎週・毎月

期間:5年間

✔︎ 検証結果

結果はこのようになりました。

▶︎先進国株式のリターンは、毎日が82万1400円、毎週が82万0200円、毎月が82万0800円で、毎日が600円上回る結果となり

▶︎新興国株式のリターンは、毎日が70万3200円、毎週が70万2000円、毎月が70万2600円で、毎日が1,200円上回る結果となり

▶︎国内債券のリターンは、毎日、毎週、毎月が60万6,000円で変わらず

▶︎国内REITのリターンは、毎日が76万1400円、毎週が76万0200円、毎月が75万4800円で、毎日が6,600円上回る結果となりました。

もっとも差が表れたのは、国内REITのリターンで1年当たりにするとわずか1,320円でした。

今回もリターンの差は1%以内だったので、誤差の範囲内と考えていいでしょう。

参考:積立投資に驚きの結果 購入頻度でリターンに大差なし QUICK資産運用研究所をもとに著者作成
条件:5年は2012年4月〜2017年4月、十の値以下は四捨五入とする、先進国はeMAXIS先進国・新興国はeMAXIS新興国、国内債券はeMAXIS国内債券、国内REITはeMAXIS国内REITで検証

積立頻度に迷ったら「毎月」でOK

「毎日」「毎週」「毎月」どの積立頻度を選んでも、将来のリターンに与える影響がほとんど無いことがお分かり頂けたと思います。

そのため、積立頻度に迷ったり、こだわりが無ければ「毎月」で問題ないと思います。

なぜなら、積立頻度を増やしてしまうと「安く買えた」「高い時に買ってしまった」など日々の価格の変動が気になってしまいますが、毎月に設定すれば、月に1回確認する程度で済むからです。

また毎月の積立頻度は、どの証券会社でも対応しています。

すでに口座開設している人はもちろん、これから証券口座を開設する人も積立頻度の有無を気にする必要がありません。

迷ったら「毎月」でOK!

▶︎月に1回確認する程度いいから一喜一憂しなくて済む

▶︎どの証券会社でも対応している

毎月を選んだら積立日は「月末」や「月初」は避ける

積立頻度を毎月にしたら、積立日は毎月何日するべきか迷うと思います。

積立頻度を「毎月」にしたら、つみたてNISAの積立日は毎月何日に設定すればいいんだろう?

その際は「月末」や「月初」を避け、「中途半端な日にち」を選ぶことをオススメします。

なぜなら、「月末」や「月初」は株価が上がりやすい傾向があるからです。

実際に、米国市場では「TOM効果」と呼ばれる、月末から月初にかけて株価が上がりやすいという傾向が確認されています。

また日本市場においても、日経平均株価が2016年7月から2018年2月まで、20か月連続で月初の株価の上昇が続き「月初の株高」として注目されたこともあります。

「月末」や「月初」は株価が上がりやすい?

▶︎TOM効果(turn of the month)
米国市場では、月末から月初にかけて株価が上がりやすいという傾向がある

▶︎月初の株高
日経平均株価が2016年7月から2018年2月まで、20か月連続で月初の株価の上昇が続いたことがある

※「TOM効果」や「月初の株高」は、あくまでもアノマリー(明確な根拠はないが、よく当たる経験則のこと)ですので、ご留意ください。

積立をカード決済にすると積立頻度や積立日を選べない

SBI証券や楽天証券を利用すると、積立投資の引き落しをクレジットカード決済にすることができます。

カード決済にすることで、投資金額に応じたポイントが貯まるお得な制度ですが、積立頻度と毎月の積立日が固定されてしまうので注意が必要です。

SBI証券の場合は「毎月10日」、楽天証券の場合は「毎月8日」です。

しかしながら、どちらも月末・月初ではないので特に心配する必要はないと思います。

SBI証券・楽天証券のカード決済時の積立頻度と積立日
証券会社積立頻度積立日
SBI証券毎月1日
楽天証券毎月8日
参考:SBI証券楽天証券のHPをもとに著者作成

著者は「毎月15日」を選んでいます

著者

ちなみに著者である私は、「毎月15日」を選んでいます

積立頻度によるリターンの差がほとんど無いことが分かったので「毎月」を選択し、積立日は月末と月初の中間になるように「15日」に設定しました。

15日なら覚えやすいですし、毎月1回「積立されているか」確認する程度でいいので楽に続けることができています。

【まとめ】積立頻度は「毎日」「毎週」「毎月」はどれを選べばいいの?

この記事を読んでいただいて、「毎日」「毎週」「毎月」の積立頻度に有利・不利はなく、どれを選んでもほとんど差が無いことがわかって頂けたと思います。

最後にこの記事の内容をまとめました。

この記事のまとめ
  1. 「毎日」「毎週」「毎月」どれを選んでも変わらない!
    • 5年後、10年後、20年後のリターンでも大差なし
    • 先進国、新興国、債券、REITでもリターンでも大差なし
  2. 積立頻度に迷ったら「毎月」でOK!
  3. 積立日は「月末」や「月初」は避け、中途半端な日にちを選ぶ!
    • 「月末」や「月初」は株価の影響を受けやすい

結論はこちらです。

この記事の結論

積立頻度に迷ったら「毎月」を選び、積立日は月末・月初を避け「中途半端な日にち」を選ぶ!

あなたにとって最適な積立頻度を設定するために、少しでも参考になったなら幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

サイト利用時の注意点

①掲載内容及びデータは信頼できる公開情報等に基づいて作成したものですが、確実性を必ずしも保証するものではありません。

②当サイトは個人の見解であり、所属あるいは特定の組織の見解ではありません。

③当サイトは情報提供を目的としており、金融商品・金融サービス等の勧誘を目的としたものではありません。よって利用者にいかなる損害おきが生じましても、当サイトの管理者及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。

④投資に関わる最終判断はくれぐれも自身の判断で行っていただきますよう、お願い申し上げます。