年の途中から始めても損しない!積立NISAで40万使い切る設定とは

当サイトではつみたてNISAを中心に投資に関する記事を投稿しています。

今回はこのような疑問にお答えします。

・つみたてNISAって、年の途中から始めたら損じゃないの?

年の途中から始めても40万円使い切れるの?

この記事は、つみたてNISAを今年中に始めたいけど40万は使い切りたいと思っている人の、このような悩みや疑問を解決できる内容になっています。

著者

実際に、私も年の途中からつみたてNISAを始めましたし、

ほとんどの人が、キリのいい年の初めからスタートしているわけではありません!

この記事では、つみたてNISAを年の途中から始めても40万円使い切る方法、今年中に始めるべき理由、注意点などを解説していきます。

記事を読んでいただければ、「今年中につみたてNISAを始める」きっかけになればと思います。

つみたてNISAの上限額は毎月33,333円まで

まず初めに、つみたてNISAの非課税となる投資額についてですが、年間では40万円で毎月の上限は33,333円となります。

またつみたてNISAは、1月始まりの12月終わりという年間スケジュールで、余った非課税枠は翌年に繰り越せないルールがあります。

✔︎ 7月から始めたら
そうなると7月から始めた人は、毎月の33,333円を残りの6ヶ月で使うので、199,998円しか使い切れないと思う人もいるでしょう。

「年の途中から始めたら、残りが使い切れないから損じゃないの?」

このように考える人もいるのではないでしょうか。

ボーナス設定や増額設定で年の途中から始めても40万使い切れる

実際には、ボーナス設定や増額設定を利用することで、年の途中から始めても非課税枠の40万円を使い切ることができます。

ボーナス設定は、年2回まで指定した月に投資可能額を増やすことができるサービスです。

増額設定は、設定した月から毎月投資可能額を増やすことができるサービスです。

毎月の投資上限額である33,333円とは別に設定できるので、ボーナス設定や増額設定を利用することで非課税枠の40万円を使い切ることが可能です。

ボーナス設定・増額設定とは

▶︎ ボーナス設定とは
・年2回まで指定月に投資可能額を増やすことができるサービス
・毎月の33,333円とは別に設定でき、非課税枠の40万円を使い切ることが可能になる
・実際のボーナス月ではなく、好きな月に設定できる

▶︎ 増額設定とは
・指定した月から毎月投資可能額を増やすことができるサービス
・毎月の33,333円とは別に設定でき、非課税枠の40万円を使い切ることが可能になる

※ボーナス設定や増額設定の細かいルールは証券会社によって異なります。

7月から始める人がボーナス設定を使う例で、実際に説明していきます。

例えば7月からつみたてNISAを始めた場合、残りは6ヶ月なので6ヶ月×33,333円で199,998円を通常通り使います。

残りの200,002円を2回×100,001円のボーナス設定で利用することにより、400,000円を使い切ることができます。

毎月の投資額:33,333円×6ヶ月=199,998円

ボーナス設定:100,001円×2回=200,002円

年間投資額:合計400,000円

仮に9月と11月にボーナス設定すると、このようになりますね。

このようにボーナス設定を使うことで、年の途中からつみたてNISAを始めても、40万円使い切ることができます。

ボーナス設定がある証券会社を選ぼう

ボーナス設定や増額設定の有無は証券会社によって異なります。

これら設定はつみたてNISAのサービスではなく、証券会社が行なっているサービスだからです。

そのため、年の途中からつみたてNISAを始めたい人はボーナス設定が増額設定がある証券会社を選びましょう。

ネット5大証券で設定があるのは「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」です。

証券会社ボーナス設定・増額設定詳細
SBI証券公式サイト
楽天証券公式サイト
松井証券××
マネックス証券公式サイト
auカブコム証券公式サイト
参考:SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券のHPをもとに著者作成

※設定の名称や設定方法は証券会社によって異なります。公式サイトを確認して利用してください。

つみたてNISAを年の途中からでも始めるべき理由

わざわざボーナス設定を使って今年から始めなくても「来年の1月から始めればいいのでは?」と思われる人もいるでしょう。

しかしつみたてNISAは、年の途中からでも始めるべき理由があります。

▶︎ 投資の成果は早く始めた方が得られやすい

▶︎ 非課税投資枠が40万円増える

投資の成果は早く始めた方が得られやすい

投資による成果は、少しでも早く始めた方が得られやすい、ということがあります。

なぜなら資産運用は、始めるタイミングが早ければ早いほど将来得られるリターンに期待ができるからです。

実際に、複利を利用した運用では投資を開始したタイミングによって将来得られるリターンは大きく変わります。

始めた年齢で将来の投資成果の比較
例えば毎月33,333円をリターン5%の商品に投資した40歳で得られる投資成果を、

投資を始めた年齢が「20歳」と「25歳」で比較した場合、5年間で約480万円の差がつきます。

始めた年齢投資元本投資成果
20歳約600万約891万
25歳約800万約1,371万
参考:「積立かんたんシミュレーション 楽天証券」をもとに著者作成
条件:千の値以下は四捨五入とする、申込手数料・税金等は含まない
注意事項:当該数値はあくまでもシミュレーションであり、将来の成果を約束するものではありません

非課税投資枠が40万円増える

今年中に始めることで、非課税期間を長く利用できることになります。

つみたてNISAの非課税期間は、いつ始めても最長で2042年までです

そのため、1年でも早く始めた方がより長くつみたてNISAの制度を利用できるのです。

例えば2018年につみたてNISAを始めた人は、最長で2042年まで利用できるので非課税期間は25年になり、非課税投資枠は1,000万になります。

始めた年非課税期間非課税投資枠
2018年25年1,000万円
2019年24年960万円
2020年23年920万円
2021年22年880万円
2022年21年840万円
2023年20年800万円
参考:「2024年に始まる「NISA」は、従来の「NISA」や「つみたてNISA」とどう違う?「新NISA」の“2階建て”の仕組みや非課税期間、投資額など変更点を解説! ダイヤモンドZAi」をもとに著者作成
※「令和2年度税制改正大綱」で、つみたてNISAが5年延長され、非課税期間はいつ始めても最長で2042年までとなりました。これはダイヤモンドZAiが金融庁に問い合わせ、確認された情報です

つみたてNISAを年の途中から始める人が注意すること

「では早速始めよう!」と思ってる人に、

つみたてNISAを年の途中から際に、注意しておくべきこともあります。

▶︎ 分散投資の効果が得られにくい

▶︎ 口座開設までに2〜3週間かかるため早めに準備する

分散投資の効果が得られにくい

分散投資の効果とは、投資するタイミングを分散することで、平均取得単価を下げる効果を期待する投資方法です。

これはドルコスト平均法とも呼ばれます。

年の途中から始めることで、ひと月当たりの投資額が増えるため、分散投資の効果が得られにくくなる可能性があります。

7月から始めた場合には、残りの6ヶ月で40万円を使うことになるため、分散投資の観点から言うと多少のデメリットはあるかもしれません。

一方でこのようなデータもあります。

一括で投資する方が投資時期を分散させるより常に優れた結果が得られることが分かった。

引用:ドルコスト平均法と一括投資のシミュレーションによる比較分析
著者

結局のところ、どちらが正しいかはその年の値動きによるとしか言えません。

20年のうちの最初の1年と考えれば、それほど気にすることはないとは思います

口座開設までに2〜3週間かかるため早めに準備する

まずは、つみたてNISAの口座開設にはどの証券会社を選んでも2〜3週間はかかります

口座の開設自体は2〜3日・早ければ翌日には完了しますが、つみたてNISAを利用する場合は税務署の審査に1〜2週間を要します。

そのため申し込みからスタートするまでに2〜3週間はかかることに注意しましょう。

筆者がつみたてNISAを始めたのは9月だった

著者

ちなみに著者である私が、つみたてNISAを始めたのは9月でした

ちなみに私がつみたてNISAを始めたのは、9月でした。

9月に始めると残りの4ヶ月なので、4ヶ月×30,000円ボーナス設定2回×140,000円で使い切ることができました。

【まとめ】年の途中から始めても損しない!積立NISAで40万使い切る設定とは

この記事を読んでいただいて、つみたてNISAを年の途中から始めても、損することはないことが分かって頂けたと思います。

最後にこの記事の内容をまとめました。

この記事のまとめ

▶︎ 年の途中から始めても40万円使い切るためにボーナス設定や増額設定を利用する

▶︎ ボーナス設定や増額設定がある証券会社を選ぶ

▶︎ つみたてNISAは年の途中からでも始めるべき理由は、
 ・投資の成果は早く始めた方が得られやすい
 ・非課税投資枠が40万円増える

▶︎ つみたてNISAは年の途中から際に注意することは、
 ・分散投資の効果が得られにくい
 ・口座開設までに2〜3週間かかるため早めに準備する

今年中につみたてNISAを始めることで、制度をフルに活用して将来の資産作りに役立てましょう!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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